でんの豆知識151「新築とリノベーションの違い」
こんにちは
田建築工房スタッフのMです。
5月に入り半袖でも過ごせる暖かい季節になりましたね!
さて、今回は「新築とリノベーションの違い」についてです。
「中古住宅を買ってリノベーションすれば、新築するより安く戸建の家を建てることができる」
という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際、空き家の増加、政策の後押しもあり、
住宅業界ではリノベーションが盛り上がっていて、
さまざまな会社、サービスが生まれています。
そこで今回は、新築戸建(注文住宅)と中古住宅のリノベーションという
2つの家を建てる方法を比較しながら、賢く家を建てるコツをお伝えします!
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『でんの豆知識』をご覧ください!!
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◆新築戸建(注文住宅)で家を建てる
まずは簡単に、新築戸建(注文住宅)を建てるとは?
戸建住宅を新築で建てる、いわゆる注文住宅は、
まっさらな土地にゼロから家を建てるということです。
「土地の購入」「住宅の建築」という
大きく2つのプロセスに分かれます。
基本的には、
土地の購入を先に行う方が多いようですが、
購入前に「住宅の建築」を請け負ってもらえる人、
会社を絞り込んで置いたほうがよいでしょう。
良い会社、担当者、建築家なら、
候補の土地を一緒に見学して、
専門的なアドバイスをもらえます。
土地の形状や現地の条例によって
建てる家に様々な制約が生まれます。
不動産屋さんは「土地を売る」ことが仕事ですので、
その土地のデメリットについては口が固くなってしまうケースも考えられます。
「家を建てる」ことを想定して、
専門家に見てもらいながら土地を選ぶ方が賢いといえるでしょう。
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◆中古住宅のリノベーションで家を建てる
続いて、中古住宅のリノベーションです。
これは、既に建っている中古住宅を購入して、
構造的な部分、利用可能な部分をそのままに、
それ以外を取り替える方法です。
土地ではなく、
土地も含めた「中古住宅の購入」と
「リノベーション工事」の2つのプロセスがあります。
こちらも、中古住宅を購入してから
リノベーション会社、工務店、設計事務所を探すより、
先にリノベーション工事を請け負ってもらえる
会社、人を絞り込んだほうが良いでしょう。
中古住宅はまっさらな土地以上に複雑で、
専門家でなければその状態を見極めることは出来ません。
販売している不動産会社の担当でも、
きちんと状態を理解できているケースは少ないと思われます。
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◆【新築vsリノベーション】内装・外観の違い・比較
それでは、新築戸建(注文住宅)と
中古住宅のリノベーションを比較しながら、
違いをお伝えします。
まずは、外観・内装の見た目からです。
新築戸建は、外観も内装も、
もちろん全て新しくピカピカです。
一方のリノベーションも、
「中古住宅」という言葉から
古い建物がイメージされますが、
新しくつくりなおすため、
外観も内装も新築同様にできます。
(「見た目の新しさ」では細部まで新品の新築に軍配があがりますが・・・)
主要な柱、梁を残すことも多いですが、
化粧して新築のような雰囲気にしたり、
あえて古さを残したまま化粧して、
味わいのある雰囲気にすることもできます。
外観・内装の見た目に関しては、
新築もリノベーションも、どのように工事するか、
どのような材料を使うか、
施主さん、工務店、建築家次第で
いかようにも出来ると思います。
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◆【新築vsリノベーション】費用の違い・比較
費用については、
リノベーションの方が
安く抑えられる傾向にあります。
大きく分けると、新築の費用は「土地の価格」+「工事費」です。
一方リノベーションの費用は「中古住宅の価格(土地含む)」+「工事費」
となります。
リノベーションを行うような中古住宅のほとんどは
築年数が古く建物の価値が低いため、
「土地の価格」と「中古住宅の価格(土地含む)」は
ほぼ一緒になります。
一方で「工事費」は、多くの場合リノベーションの方が安くなります。
基礎や構造部分の工事が不要になり、
建材を再利用できたりするためです。
そのため、トータルで見ると、
リノベーションの方が
費用を安く抑えられると思います。
その他、リノベーションの場合、
政府や自治体から補助金、助成金が出るケースも多く、
その意味でもリノベーションの方が費用的には
「お得」といえますね。
リノベーションを行う際には、
ぜひその土地の自治体に相談してみてください。
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◆【新築vsリノベーション】自由度の違い・比較
どこまでこだわるか、その自由度については、
新築の方が圧倒的に高いといえるでしょう。
新築は何も無い状態から建てるので、
基本的には施主さんの自由に建てることができます。
(もちろん、予算や土地、条例、工務店の技術などの制約はありますが)
一方で中古住宅のリノベーションは、
もともとの構造部分はそのままですので、
自由度は新築に劣ります。
工法にもよりますが、
間取りの変更などが難しい場合もあります。
購入してから後悔しても遅いので、
中古住宅を購入してリノベーションを行う際には、
中古住宅の購入前に工務店などに見てもらって
「希望の家にリノベーションできるかどうか」を
相談するようにしましょう。
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◆【新築vsリノベーション】立地の違い・比較
立地については、どちらかといえばリノベーションの方が
有利かと思います。
条件の良い立地にはすでに家が建っている場合が多く、
建物を取り壊して更地にしてから販売するよりも、
建物が建ったまま中古住宅として
売りに出される可能性のほうが高いからです。
ただ、いずれにしろ良い立地の土地、
中古住宅は当然人気が高いので、
あえて優劣をつける必要は無いかもしれません。
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◆【新築vsリノベーション】リスクの違い・比較
新築、リノベーションで、
よりリスクが高いのは中古住宅の
リノベーションです。
既に少しお伝えしましたが、中古住宅の場合、
見た目では判断できない劣化が見つかる
ケースもあります。
特に築年数が古いと、
取り壊して新築として建て直しが
必要になる可能性もあります。
そうなると、解体費用+新築費用となり、
初めから新築で建てる以上の費用が
かかることになります。
繰り返しになりますが、
出来る限りトラブルのリスクを避けるためにも、
購入前に工務店や建築家に
現地をチェックしてもらうことをおすすめします。
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◆【まとめ】リスクを抑えたいなら新築。
費用を抑えたいならリノベーション。
新築戸建と中古住宅のリノベーションを
比較しながら違いをお伝えしてきましたが、
大きくまとめると
「リスクを抑えたいなら新築戸建」
「費用を抑えたいならリノベーション」だと思います。
しかし費用を抑えて新築の家を
建てることも可能です。
リスクは同じ条件ですが、よりリスクが高いのは
中古住宅のリノベーションといえます。
家を建てる際、どちらにするか迷われたら、
参考にしていただければ幸いです!
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■ 失敗しない家づくりのためのイベント情報
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鹿児島市初designcasaの家
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ご予約は0120-006-347までお電話ください。
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