【鹿児島】平屋の屋根の選び方!特徴や種類を知ろう

忘れがちな湿気対策で末永く快適な住まいへ

屋根は、雨・風・気温など自然環境から住む人や建物自体を守る大切な役割があります。

家づくりでは、間取りや設備など家の中のことで頭がいっぱいになりがちですが、屋根についてもしっかり考える必要があります。

今回は、鹿児島にて新築注文住宅を手掛ける田建築工房より、平屋の屋根の特徴や屋根の種類についてご紹介いたします。

平屋の屋根の特徴

平屋の屋根は、2階建ての屋根より面積が広いことが多く、外観はもちろん家の中にも大きな影響を与えます。屋根は形だけでなく次のようなことも考えながら選ぶようにしましょう。

天井の高さ

平屋は高さ制限をあまり気にする必要がないため、天井を思いきり高くすることも可能です。天井に高さがあると、屋根裏スペースの活用ができる、高い位置の窓配置によって採光や風通しが良くなるといったメリットが生まれます。

勾配(傾き)

屋根の勾配は外観のおしゃれさだけでなく、間取りや機能面にも配慮した設計が大切です。 屋根の傾斜角度を大きくすると、水はけが良くなり雨漏りのリスクが減る、ロフトなどのスペースができる、屋根裏の空間によって断熱効果が高まるといったメリットがあります。 屋根の傾斜角度を緩くすると、台風の時に家への負担が減らせる、屋根の面積が少なくなるので建築時やメンテナンス費用を抑えられるといったメリットがあります。

屋根の断熱対策

平屋は2階建てに比べて屋根からの熱や寒気の影響をうけやすいです。なぜなら、屋根と居住空間との距離が近く、床面積に対する屋根面積の割合が大きいからです。 平屋住宅で断熱対策を軽んじてしまうと室内の温度や湿度調整がしづらく、冷暖房費も割高となる家になってしまいます。ですので、平屋の屋根はしっかりと断熱対策を考える必要があります。

代表的な屋根の種類4つ

代表的な屋根の種類4つ

【片流れ屋根】おしゃれで設置コストが安い

1枚の屋根が片側だけ斜面になっています。最近の平屋で多く採用されているのが片流れ屋根です。

メリット

低コスト
屋根は凹凸が多いほど設置コストが高い。片流れ屋根はシンプルな構造で雨どいも1方向だけで済むことから費用を抑えることができる

デザイン性の高さ
建物にスタイリッシュな印象を与える カラーや材質によって様々なテイストの家に合わせやすい

太陽光発電パネルが設置しやすい
屋根一面の広い面積を使って設置するため効率的な太陽光の活用ができる

デメリット

大雨の際は雨樋いが溢れる可能性がある
大雨の際は片側の雨水は集中するので、雨樋いが溢れてしまう事もある。


※補足※ 
鹿児島は「桜島の灰」が降りますので、谷があるとかえって灰がたまりやすい傾向にあります。
片流れ屋根は、谷がなくスムーズに流れるので大変良いと喜ばれていますので、鹿児島での平屋建築はデメリットが少ない

【切妻(きりづま)屋根】屋根の基本形。コストとメンテナンス面で優秀

三角屋根とも呼ばれるベーシックな形です。昔からある屋根の形で豊富な屋根材から選ぶことができます。

メリット

低コスト
最も定番な形の屋根であるため、材料費や工事費が抑えられる

換気がしやすい
構造的に換気の流れをつくりやすく、湿気や熱気を屋外に排出しやすい

雨漏りしにくい
屋根同士の継ぎ目が1つしかないシンプルな造りのため、雨漏りやトラブルが起きにくい

デメリット

特定の面だけ劣化しやすい
屋根のかかってない面は雨水や紫外線に直接当たるので、劣化が早まる場合がある

オリジナル性は低め
オーソドックスな屋根の形なのでデザイン性は求めにくい

【寄棟屋根(よせむねやね)】頑丈さ一番。台風にも強い

頂上から4方向に屋根の面がある構造です。切妻屋根の次に多い屋根の形となります。

メリット

耐久性が高い
台風や大雨などを建物の四方全てに分散して受け流すため、耐久性が非常に高い

外壁が傷みにくい
外壁4面すべてに軒があるため、壁の劣化を抑えることができる

和風にも洋風にも合う
デザインによって和風住宅にも近代的な住宅にも合わせやすい

デメリット

コストが高め
片流れ屋根や切妻屋根など面の少ない屋根に比べると建築時のコストは高くなりやすい

雨漏りのリスク
屋根の面と面など接続部分が多いので、雨漏りのリスクが高まる

【陸屋根(りくやね)】モダンさが人気。屋上活用もしやすい

屋根の傾斜がない平らな屋根のこと。平屋根(ひらやね)と呼ばれることもある。

メリット

メンテナンス費用が抑えやすい 屋根がフラットなため足場がいらず、補修の際もコストを抑えやすい

風への耐久性が強い 形が平らなので、屋根材が風に煽られることがなく台風の時も安心

屋上を利用できる 平らな形状なので、屋上をバルコニーにして住空間を広げることができる

デメリット

雨漏りしやすい 屋根が平らなため、水はけが悪く雨水がたまりやすい

部屋の温度調整がしずらい 日光に当たる面積が多いので、対策なしでは夏は暑く冬は寒くなりやすい 屋根の面と面など接続部分が多いので、雨漏りのリスクが高まる

鹿児島で平屋・注文住宅・ローコスト住宅なら田建築工房へ

鹿児島で平屋・注文住宅・ローコスト住宅なら田建築工房へ

鹿児島市にある田建築工房は、手の届きやすい価格で高性能な住まいを提案する地域密着型の地元工務店です。

モデルハウスや完成見学会なども行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

鹿児島市の工務店に施工や注文住宅の依頼なら有限会社 田建築工房へ

会社名 有限会社田建築工房
代表者 田底 克也(たぞこ かつや)
住所 〒890-0082鹿児島県鹿児島市紫原7丁目5-20
TEL 099-250-6347
FAX 099-250-6361
MAIL info@den-kenchiku.com
URL https://www.den-kenchiku.com
事業エリア 鹿児島県全域を離島を除く鹿児島県全域
※その他エリアに関しては、ご相談ください。
事業内容

新築戸建、キッチン・トイレ・お風呂の各種住宅リフォーム工事・オール電化・床暖房施工・外構工事など。

鹿児島県内で一般住宅の新築・リフォーム、ビルや建物に関することなら当社にお任せ下さい。

有限会社田建築工房は、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業の

ZEHビルダーに登録しております。

2019年度の実績(新築注文住宅割合(%))9% 

有限会社 田建築工房は、新築住宅のZEH受託率の目標を下記のように定めます。

2020年度目標(新築注文住宅の割合(%))50%

営業時間 8:00~21:00
定休日 年始休